テレビニュースでリフィル処方箋の導入が決まったと聞きました。
2022年度診療報酬の改定で導入されます!
皆さんご存知の通りこれまでは、1つの処方箋で1回しか調剤してもらえませんでしたね。
それが、1つの処方箋で複数回調剤してもらえるようになるのだそうです。
もしも90日分を調剤する場合、30日分の処方箋に利用可能回数「3回」と記載して発行されるのだそうです。
こうなることで薬の処方のためだけに医療機関を受診する回数を減らすことができると期待されています。
私は定期的に脂質異常症の薬クレストールを飲んでいます。
▼ こちらの薬
私がかかっている内科では、いつも30日分しか処方してくれません。(年末年始など連休前後はもっと長期になりますが)
薬を出してもらうためだけに内科を受診していることも多いです。
何ヶ月かに一度、血液検査をして薬の効果が出ているか、副作用の兆候はないか診てもらうのですけどね。
私以外でも、内科の待合室にいると
「今回は薬だけお願いします」
と言っている患者さんは多いです。
この制度は患者の受診の負担、経済的負担を減らすことができますが、注意しなければならないのは、病気が悪化していたり副作用が出ているのが発見されることが遅れることでしょうか。
そんなリスクも考えられますが、持病がある私にとっては嬉しい制度です!
今日の記事を書くにあたって少し調べてみたのですが、このリフィル処方箋というのはこれまでも繰り返し導入が検討されてきたのだそうです。
しかし医師会の反対などがあり、なかなか実現しなかったのだとか。
クリニックを経営するドクターにとっては死活問題ですものね。
しかし診察をしないで処方箋を発行する実体があるわけだから、この制度は導入されるべきなんじゃないかなと私は思います。