肺ガン闘病中だった母の最期に立ち合い、葬儀を済ませて昨日自宅に帰ってきました。
医師から「あぶない」と知らせを受け、実家に帰って7日目に息を引き取りました。
悲しかったことはまだ書くことはできそうにありません。
葬儀でお経をあげていただいたお坊さんのお話の中で、人は亡くなってしまってもその教えはずっとなくなることはなく人々の心に残るものなのだという事が心に残っています。
母は生前、 何かあっても他人を許してあげなさい とよく言っていました。
通夜と葬儀ではあまりの忙しさにあれこれ腹を立てていた私。
母の教えに従い、根に持つよりも水に流してしまおうと思います。
どんなことに腹を立てていたかと言うと、
・生前は病院に見舞いにも来なかったのに、亡くなったら葬儀については口を出してきた親戚の爺さん
・ 遠方から通夜、葬儀に参列予定でホテルの予約を私が代りにしていた人が通夜の集合時間の30分前くらいに不参加の連絡をしてきた件(当然ホテルもキャンセル)
理由は一応体調不良。
・ お寺からもらった書類を自分でしまっておきながら私が持っているのではと疑ってきた父(後に実家の金庫付近から発見。私は絶対そんなところには置いてないよ)
・ 耳が遠く、話はほとんど2、3回同じことを言わないと通じない父
・ 出発時刻をあらかじめ伝えてあっても準備ができない父
(特に病院から母の命があぶないと電話があり最期のお別れに出発するとき、モタモタされて切れてしまいました)
喪主は父がやってくれましたが、斎場や参列者への連絡や手配は私が行って非常に忙しかったです。
そういう時に寛大になれない自分、まだまだだなあ。
香典の受付と会計は夫が一手に引き受けてくれて助かりました。
高3娘も夫を手伝い受付の仕事をしてくれました。
この2人は普段仲が悪いですが、こういう時は協力しあってくれました。
最後に癒しの画像を。
もらってきたアレンジ花。葬儀の祭壇に飾られていたものです。