こちらの本を読みました。
ざっと内容を書きますと、淳子、明美、紫の3人は大学の仏文科で出会い仲良くなった3人組。
彼女たちが大学生だったのは1970年代後半という時代背景です。
その後就職、結婚、出産、子育てと3人は人生を歩んでいきます。
その中で、四大卒女子の就職に悩み、子育てに悩み、他の事( 舅や姑との同居、夫の低年収、夫の浮気、住宅ローンなど)に悩みながら時々は3人で会うという話。
それぞれのキャラクターに降りかかる試練がその辺にもゴロゴロあるような身近なもので、
自分に当てはまるものが見つかりそうなほどです。 笑
キャラクターの年齢は私より10歳ほど年上なのですが、世間の考え方など自分の頃とほとんど変わらない感じで、
そういう時代だったなあと懐かしい気持ちになる場面も多かったです。
しかし私の場合、就職は最後のバブル期といえる代でなんとか切り抜け、家を買った時もバブルはとうにはじけて
不動産がだいぶ手に入りやすくなっていました。
彼女たちの世代よりだいぶラッキーだったかな。
本の最後で3人は子育て反省会をします。
そこで子育てはもう卒業しよう!という流れになります。
その時彼女らの子供たちはそれぞれ仕事の目処はたったところ。
(既に転職もした子もいますが、新たな仕事で落ち着いたところ。)
やっぱりこの辺で子どもへの口出しはやめないとねって私も思います。
子どもの人生って、どこまでも口出ししたくなると思います、きっと。
結婚したり、子育てしたりするのを見て何か言いたくなると思う。
でもそれは余計なお世話なのですよね。
そうならないように自分の楽しみや生きがいを見つけていかないとな〜と思わせてくれた本でした。
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