実家の父親の話です。
ある日朝から腹痛がして、しばらく様子を見ていたが昼近くになっても治らない。
受診することに決めたのだそうです。
1ヶ月ほど前から飲んでいる前立腺癌の薬のせいだと思った 父は、総合病院の泌尿器科を受診。
いつもは予約診療だったが、いきなり行ってもその曜日は泌尿器科の外来は休み。
仕方なく同病院の内科を受診。
腹痛とお腹を聴診器で聞いた音、年齢などから内科の若き医師は 便秘 と判断。
重カマ(胃酸を中和したり、便秘に使う薬)、カロナール(鎮痛剤)を処方。
2,3日経っても痛かったらまた来てと言われたそうな。
便秘の痛みではないと思った父は、いつも高血圧治療で診てもらっている別のクリニックをその日の内に受診。
直前に総合病院の内科にかかったことは言わず!
数日後に胃カメラ検査をすることになり、この日は
チキジウム(お腹の痛みを抑える薬)、ファモチジン(胃酸を抑える薬)を処方。
2科の処方箋を持って薬局へ。
幸い飲み合わせは悪くなかったのでそのまま出してもらって帰宅。
そして 空きっ腹に カロナール をぶち込みました!
そこへ私から電話がかかって来てこの日の顛末を1時間くらいかけて説明してくれましたよ。
聞いているこちらも疲れました〜
結局電話で話している間に腹痛は治まったとのこと。
父はいろいろ間違えていると思います。
主に青字の部分。
特に空きっ腹にカロナールを飲んでもっと痛くならなくてよかったです。
電話のすぐ後に水様の便が出て、腹痛は完全に治ったとのこと。よく聞いてみると朝から軽く吐き気もあったとか。
胃腸炎だったのではないかな。
胃カメラの結果が異常なしだったらいいのですが。
本人の思い込みとか、症状を全部言わない(今回は吐き気や食欲不振があること)とか、耳が遠いことや理解力の低下、医療機関側の説明が難しいとかで無駄に受診してしまうことがあると思います。
高齢者の飲んでいる薬の種類が多すぎて逆に体調がおかしくなる問題もありますからね。
これでは、いくら医療費があっても足りないわ。。。
同居する若い家族がいて的確にアドバイスしてもらえるような人はいいのかもしれないです。
遠くに住んでいる私は心苦しいなあ。
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