花が咲きますように

夫と高1娘との3人暮らし。高校受験の思い出、ジョギング、読書などについて綴ってます。

読書の記録 「海賊と呼ばれた男」上巻




図書館で予約していた本がやっと回ってきました。
すでになんで読もうと思ったか忘れてます。汗
まだ上巻のみしか読んでませんが、ここまでの感想を書きます。


海賊とよばれた男(上) (講談社文庫)


歴史経済小説です。
主人公は、出光興産の創業者をモデルにしているそうです。
2016年に本屋大賞を受賞しています。

戦前戦後に石油会社を経営していた主人公の国岡鉄造の活躍を描いています。
戦前から石油などを扱う会社だった国岡商店。
戦後の混乱期も絶対に店員(社員)の首は切らないという店主(社長)の強い意志のもと、どんな仕事でもやると奮闘します。


店員(社員)は家族と思い、店主(社長)自ら教育します。
その店員達が活躍し、どんな困難にも打ち勝っていくのです。


心血注いで育てた店員が裏切ることはないし、店主が店員に対し裏切ることもない。
どうしてもうまくいかなかったら「共に乞食をしよう」と言うのです。
いろんな意味で今の企業にはマネできない国岡商店の戦略です。
リストラはないけれど、仕事はハードでかなりブラックだと思います。
ワークライフバランスなんて言葉を国岡鉄造に言ったらどんな反応をするでしょうね。笑

国岡が会社を起こす時には後援者がいて、ポンとお金を出してくれます。
その後も何度となくこの人にお金を出してもらいようやく会社を維持していくのです。
「どうしてもうまくいかなかったら共に乞食をしよう」というのはこの後援者の言葉。
この後援者が絶対に国岡を裏切らなかったこと、自分の財産を売ってもお金を用立ててくれたことがあり、国岡も店員を切ることはしなかったのです。



私腹を肥やすことを第一とせず、日本と石油業界の未来を考えて行動する国岡は本当に素晴らしいのだけど、戦中には軍隊と揉め、外国の石油会社と揉め、戦後も国が関与している石油会社と揉めて敵が多かった。
思いっきり出る杭は打たれるという言葉通りの人だなあと思いました。


プライベートでは、最初の妻との間には子供ができず、12年で離婚。
その後に迎えた妻との間には待望の男の子が生まれ、その後も複数の子供に恵まれます。
店員は家族と思い絶対に首を切らなかった国岡だったが、結局妻は切ることになってしまったのですよね。
小説の中では妻から言い出した離縁となってましたけれど。
そしてこの当時の経営者は女遊びは酒を嗜むようなものというような表現で正当化されていて鬱陶しい感じがしました。
別に正当化しなくてもいいのに。。。
ここで正当化するような説明をしておかないと若い読者には主人公が汚れて見えてしまうからでしょうか。笑


下巻も読んでみたいと思います‼️

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