こちらの地域では、6月に公立高校の合同展示会が催されます。
広い場所に各公立高校がブースを構え、受験生親子がそれを見てまわるわけです。
偏差値と通学経路や通学時間は家である程度調べて、可能性のある高校を中心に見てまわりました。
当日は、興味のある部活はどんな活動をしているかとか、高校としてどんな進学先を見据えてカリキュラムを組んでいるのか、高校の雰囲気など高校受験案内を読んだだけではわからないことを見たり聞いたりしてきました。
6月といえばまだまだ志望校を高望みしている時期ではないでしょうか。
(恥ずかしながら、私達親子はそうでした。汗)
その時の実力よりも偏差値のちょっと高めの高校は、無理かなと思いながらもチラッとはブースを覗いたりするものですが、その逆はあまりしないのではないでしょうか。
しかし、ここで視野を広く持ち、低めの偏差値の高校も是非見ておいて損はないと今では思います。
現実的に見て、成績は上がるとは限らない、現状維持さえできるとは限らないわけです。
親子共に成績が下がった時のことは考えたくないものですが、せめて親だけでも下がった時の想定はしておくといいと私は思います。
ただでさえ中3秋以降に成績が下がったらテンパるもので、その成績で志望校を決めなければならない時に 偏差値低めでもこの高校はわりといいよ と親から言ってあげられたら少しは気持ちがラクになるのではないでしょうか。
我が家の場合、私立高校が低めの想定を怠って志望校決定間際にバタバタした苦い経験があります。
実際には定期テストで失敗した割には内申点が下がらず維持できたので、ことなきを得たわけですがね。
幸いにも公立高校はこの6月に見てまわった内の高校を受験できることとなり、今はそこに通っています。