私の大好きなテレビ番組「家、ついて行ってイイですか」を見ました。
今回は以前訪ねた一般人の高齢男性のアパートに再度訪ね、汚部屋の片付けを手伝った様子が放映されてました。
汚部屋の住人は片付ける事を良しとしない人が多いと思うのですが、片付けに持っていく手腕が素晴らしいと思ったので書いてみたいと思います。
実家の片付けができないと困っている話を聞いたりするので、そういう事にも応用できそうです。
1. 時期をみて声をかける
8ヶ月前、ある高齢男性の住むアパートを訪ねると、いわゆる汚部屋でした。
しかしその時はまだどうにか生活が成り立っている様子でした。
今回、再度訪ねた時は汚部屋度が進み、横になるスペースもないような有様。
本人だけでは二進も三進もできないようなところまできていたと思います。
そんな時に片付けの提案をされて、住人の気持ちが受け入れに傾いたと思います。
2. 費用を負担
ゴミ処理の費用を番組で負担するので一緒に片付けませんかと提案。
生活に余裕のなさそうなその住人にとってこれは嬉しい提案でしょう。
番組では2トントラックに半分ほどのゴミを処理して15万円かかってました。
3. ゴミかそうでないかは本人が判断
8ヶ月前、その住人に言わせると、一見ガラクタに見えるものは制作物の素材であり、デザインを参考にするために取って置いているものという事でした。笑
この男性は職業として制作しているわけでもなく、芸術家というわけではないです。
ゴミを片付けない言い訳としてそんな事を言っているように見えました。
しかし今回片付けるにあたって、番組スタッフがゴミに見えるものも
「これは、制作に使う素材ですよね?」
と言うと、住人は
「ああ、それはゴミです」
などと言っていて笑えました。
多分、これはゴミですよねと聞かれたら、それは素材だと答えていたと思う。笑
ゴミかどうかの判断はあくまでも本人にしてもらうのが筋であり、成功の秘訣だと思います。
相手が実家の親など近い関係の人の場合、こんなガラクタを溜め込んでとか、こんなものは捨てるべきだとか言ってしまいがち。
そうなると片付けはうまく進まないだろうなと思います。
4. 時にはムチを入れる
片付け始めて数時間経ち、住人に疲れが見えていた頃、
「あんまり キレイになりすぎてもなあ。。。そのうちまた片付ける。」
というような発言がありました。
イヤになっちゃったんでしょうね。
そんなとき、スタッフからは
「いつ片付けるんですか?」
という厳しめな言葉が。
そのおかげか片付け続行。
5. そうは言っても適当なところで終わらせる
番組制作の都合からか、台所の流しに散乱した空き缶は残したまま片付け終了。
水道を使うのも不便な様子だったけれど、住人得意の屁理屈でそこはゴミではないという事で手付かずのまま。
そして夜になってしまったせいか、掃除機もかけずに終わってました。
二度とやりたくないと思わない程度のところで終わらせるのが良いかもしれません。
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