↑ 前回の続きです。
元優等生母の私は、娘から教えてと言われれば勉強を教えていました。
娘は時間的に余裕のない吹奏楽部に入っていたので、定期テストの対策となれば母娘の二人三脚で頑張ってきました。
しかし親子であるため甘えも出て喧嘩もしょっちゅうしていました。
喧嘩が多くなったので限界を感じて、中一の終わり頃から塾にも通うようになりました。
それでも塾は毎日行くわけではないので、テスト前など時間がないときは私が勉強を教えていました。
そういう時、時間がないからという理由でどうしても自分で考えさせるように持っていくことができませんでした。
そのため、できない問題があって解説が込み入ったことが書いてあると娘は私に丸投げするようになっていきました。
こういったことが積み重なって読解力が育たなかったのではないかと思います。
そしてちょっと複雑な問題があると解いてやるぞという気力もないし、勉強は教えてもらうものという受け身な気持ちになっていった気がします。
さらに、学校の授業や塾での説明が理解できなかったとしても家に帰って母に教えて貰えばいいかという気持ちもあったのではないかと思います。
娘は何回も同じような問題が解けなくて私に聞いてきました。
私に教えてもらった時は理解できても、自分でその後解いてみるとか、二度と分からなくならないように丁寧に解き方を書き記しておくとかいう努力が足りなかったと感じます。
娘は確かに真面目に勉強してきたと思うし、部活引退後は長時間受験勉強してきたと思います。
そしてある程度は実力もアップしたとは思います。
しかし、本人が望むほど成果が出なかったのはこういうところに原因があったのではないかと思っています。
勉強を教えてくれる便利すぎるお母さんて、本当の意味では子供のためにはならないのだろうな。。。
私は魚を与えるのではなく、魚の釣り方を子供に教えなければならなかったのでしょう。
↓ 高校受験 みなさん頑張ってます